デキる社長の人脈整理術
いま、私たちの元にはテレビ・ラジオ・新聞・ネット・書籍・・・etcと、様々な媒体を通し、膨大な情報が入ってきます。これらの情報を自分の価値観に照らして取捨選択しなければ、いたずらに情報に振り回される結果に至ります。反面、それを上手く操れれば自分にとって最大限に利用することが出来ます。
”人”との付き合いも同様ではないかと私は考えています。社会生活を営む過程で、色々な方と名刺交換させていただいたり、ご紹介を受けたり・・・の機会があります。それぞれ個性のある人格としてお付き合いする中で得るものも多々あるとは思うのですが、如何せん我が身は1つ。1日は24時間という現実の下、効率的なお付き合いをせざるを得ません。
では、多忙な社長はどのような基準で人脈を構築しているのでしょう?
今回は「日経ベンチャー 2005年12月号 日経BP社」から、〝多忙な社長ほど人脈整理がうまい!!〟のポイントをご紹介します。
整理上手への3ステップ
STEP1・・・分類
”自分と相手の目線でリスト化 埋もれた名刺は箱に仕分け”
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- 先ずは全ての名刺の「棚卸し」を。「思い込みによる関係」や「隠れた人材」に 気づきがあり、今後の付き合いに改善がある。
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STEP2・・・捨てる
“人脈は量より質が大切。無駄な関係は思い切って捨てよう”
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- 整理整頓の基本は「捨てる」こと。そのポイントは次の通り。
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一、”とりあえず付き合っておく”は禁句
二、”いつか”なんてこない
三、他人の”有力者”は、私の”無関係”
四、”聖域”を作らない
五、持っている人脈はどんどん活用する
六、”付き合わなくてもよいのでは”と考えてみる
七、”しまった”を恐れない
八、完璧を目指さない
STEP3・・・新たに築く
“パーティーは目的を決め参加。会いたい人は直接アクセス”
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- 人脈を分類し不必要な関係を見直せば、人付き合いに余裕が生まれる。その時が新たに人脈を構築するチャンスだが、闇雲に動かずはっきりと目的を持って人に会うことが重要
- ・パーティーやセミナーに行く場合も同様。はっきりと目的を決めること。仕事のためなら勿論の事、単なる気晴らしでも、そう意識しなければ無駄な時間を過ごすことになる。
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多忙な社長の人脈整理術
① イー・ウーマン社長 / 佐々木かをり
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- 名刺交換後すべての情報とその後の履歴をPCで管理
- 同窓会や飲み会でもらった名刺もすべて入力
- 人脈を広げることと家庭のバランスを考える
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② アニマックスブロードキャスト・ジャパン社長 / 滝山雅夫
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- これは!と思った人はその場で携帯に入力
- 情報交換するときは自分のアイデアを隠さず話す
- 人脈は少なくていい、感性の合う人と関係を持つ
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③ インスパイア社長 / 成毛眞
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- 肩書きに関係なく仕事上も好き嫌いで人と付き合う
- 交流会を自ら主催、メンバーも自分で決める
- 人脈と言える人に年間2人会えれば十分
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④ ツカサグループ代表 / 川又三智彦
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- 名刺はすべてノートに保存、日々の行動派数分単位で記録
- 情報は古いほど価値がある
- 人脈作りは確率5000分の1、苦労しないとできない
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