ウォーキングで’脂肪肝’撃退!

 今までひと様のモノとばかり思っていた『脂肪肝』が遂に我がモノとなってしまいました。いわゆる’メタボリックシンドローム’というヤツですね。主治医の「毎日1時間、早足で歩くこと!」との指示により、私のウォーキングな毎日が始まりました。
 ところが、ウォーキングから帰ってくると、「ひざが痛い・腰が痛い・肩がこる」そして、へとへと。おまけに時折窓ガラスに映る姿は、どう見ても「早足でウォーキングしている人」でなく「家路を急ぐおばちゃん」。正しい姿勢で歩いていない証拠です。悪い姿勢で体の歪みや癖があるまま運動を続けるとますます歪みがひどくなり、癖のある歩き方は、体の一部にだけ力が入るため疲れ、肩こり、腰痛のトラブルを起こしやすいようです。


《 正しい立ち方 》

>>> まっすぐ上方から糸でつられている感覚で上に引き上げる toppix_07-1
>>> なるべく遠くを見るようにし、目線はやや上向きにする
あご >>> 地面と並行になるよう、あごを前に出しすぎたり引きすぎたりしない
>>> 前後や左右に傾かせず、まっすぐに起こす
>>> 力まず左右の肩の高さを揃え、地面と平行になるよう意識する
腹部 >>> 胸を開くようなつもりでお腹を軽く引き上げる
(肩が上がらないよう注意!)
背部 >>> 猫背にならないよう背筋を緊張させ、上方に引き上げる
(腰が反らないように注意!)
ひざ >>> ひざの両側は軽くつける
かかと >>> かかとの内側を軽くつける
つま先 >>> 両足の親指の間は2~3㎝程度開ける


《 準備運動は入念に 》
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《 歪みの予防・改善に役立つウォーキングの五つのポイント 》

 ■ 歩幅は肩幅を目安に!

まっすぐに立った状態で両足を肩幅に合わせて開く。そのまま足の位置を変えずに、 からだの向きを横にしてみると歩行時の歩幅をイメージしやすくなる。

 ■ 1本の線を挟むように、まっすぐ前に足を出す。

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腰痛やひざの痛みは、脚を交差させるなど間違った足運びが原因になっていることも。 1本の線の上を歩こうとするのではなく、線の両側にそれぞれの足を添えるような感覚で歩くとよい。

 ■ つま先を上げて着地する。

つま先を上げるよう意識すると、自然にかかとから着地できる。そのまま足裏全体を使って地面をなぞり、つま先を地面から離すときは蹴り上げるような感覚で行うとよい。

 ■ 重心は前!

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悪い姿勢は重心が後ろにずれていることがほとんど。お腹が突き出ている、 雨の日にハネが上がってしまう、という人は要注意。重心を前に、 お尻を突き出すようなイメージを持って歩くと姿勢が良くなる

 

 ■ お腹を引き上げ、胸を開く

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肋骨の下に両手を当てた状態で、大きく息を吸い込むと、お腹の肉が全体的に上に引き上げられる。 この状態を保ちながら歩くことによって腹筋や背筋の強化にもつながる。

 

(参考 Walking-style.com)