世界の日本人ジョーク集
次のようなジョークをどなたも一度は聞いた事があると思います。[ ]の中に言葉を入れてみて下さい。それぞれの国民性を感じることができますね。
* 沈みかけの豪華客の船長が、避難のため各国の乗客を海に飛び込ませようとして言った言葉は?
(1) アメリカ人に 「 飛び込めば、あなたは[ ]ですよ。 」
(2) イギリス人に 「 飛び込めば、あなたは[ ]です。 」
(3) ドイツ人に 「 飛び込むのがこの舟の[ ]となっています。 」
(4) イタリア人に 「 飛び込むと[ ]に[ ]ますよ。 」
(5) フランス人に 「 飛び[ ]下さい。 」
(6) 日本人に 「 [ ]飛び込んでますよ。 」
正解は、(1)英雄 (2)紳士 (3)規則 (4)女性 もて (5)込まないで (6) みんな
今回は『世界の日本人ジョーク集』(中公新書・早坂隆著)から、世界の人が日本人の国民性をどのように見ているのか、それをネタにしたジョークの数々をご紹介します。特に他の国の人々と対比できるような内容のものを選んでみました。
▽ ハイテク国家像 ~ 最先端技術の国、日本
ある酔狂な大富豪が言った。
「もしも青いキリンをわたしに見せてくれたら、莫大な賞金を出そう。」
それを聞いた、それぞれの国の人たちはこんな行動をとった。
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- イギリス人は、そんな生物が本当にいるのか、図書館へ行って文献を調べた。
- アメリカ人は、軍を出動させ、世界中に派遣して探し回った。
- 日本人は、品種改良の研究を昼夜問わず重ね、青いキリンをつくった。
- 中国人は青いペンキを買いに行った。
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▽ お金持ちの国日本 ~ 豊かなるお金持ち国家
各国の人が二人集まると何が生まれる?
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- ドイツ人が二人集まると、三つの規則と、四つの法律が生まれる。
- ユダヤ人が二人集まると、三つの意見と、四つの政党が生まれる。
- 日本人が二人集まると、三つの銀行と、四つの会社が生まれる。
- アメリカ人が二人集まると、三つの諍いと、四つの正義が生まれる。
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▽ 勤勉な人々 ~ 会社人間、日本人
大型客船が沈没して男二人、女一人という組み合わせで無人島に流れ着いた。そこでいったい何が起こるか?
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- イタリア人;男二人が女一人をめぐって争い続けた。
- ドイツ人;女は男の一人と結婚し、もう一人の男が戸籍係を務めた。
- フランス人;女は男の一人と結婚し、もう一人の男と浮気した。
- アメリカ人;女は男の一人と結婚してこどもも生まれたが、その後に離婚し、 親権を争うためにもう一人の男に弁護士役を頼んだ。
- オランダ人; 男二人はゲイであり、結婚してしまった。女は無視された。
- 日本人; 男二人は、女をどう扱ったらよいか、トウキョウの本社に携帯電話で問 い合わせた。
- ブラジル人;三人で楽しそうにカーニバルを始め、飽きることなく踊り続けた。
- ロシア人;女は愛していない方の男と結婚し、三人で果てしなく嘆き悲しんだ。
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▽ 勤勉な人々 ~ 就労時間の長い日本人
それぞれの幸福とは?
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- イタリア人の幸福とは、愛人とパスタを食べながらサッカーを見ている時。
- イギリス人の幸福とは、うまいブラックジョークが決まった時。
- ドイツ人の幸福とは、計画通りに物事が運んだ時。
- スペイン人の幸福とは、美味い物を食べてのんびり昼寝している時。
- 日本人の幸福とは、食事をさっさと終えて再び働き始めた時。
- ソ連人の幸福とは、部屋に踏み込んできた秘密警察が人違いに気付いて帰って行った時。
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▽ 日本人のアイデンティティ ~ 主張が弱い日本人
レストランで出てきたスープに蠅が入っていたら?
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- ドイツ人;「このスープは熱いので十分に殺菌されている」と冷静に考え、蠅を スプーンで取り出してからスープを飲む。
- フランス人;スプーンで蠅をおしつぶし、出汁をとってからスープを飲む。
- 中国人;問題なく蠅を食べる。
- イギリス人;スプーンを置き、皮肉を言ってから店を出て行く。
- ロシア人;酔っ払っていて蠅が入っていることに気がつかない。
- アメリカ人;ボーイを呼び、コックを呼び、支配人を呼び、あげくに裁判沙汰と なる。
- アイルランド人;取り出した蠅を片手で摘みながら、こう蠅に叫ぶ。「吐き出せ、 吐き出せよ、ちくしょう!」
- 日本人;周りを見回し、自分だけに蠅が入っているのを確信してから、そっとボ ーイを呼びつける。
- 韓国人;蠅が入っているのは日本人のせいだと叫び、日の丸を燃やす。
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▽ 日本人のアイデンティティ ~ 時間に正確な日本人
国際的な学会の場で遅刻してしまったために、発表の時間が半分になってしまった場合、各国の人々はどうするだろうか?
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- アメリカ人;内容を薄めて時間内に収める。
- イギリス人;普段通りのペースで喋り、途中で止める。
- フランス人;普段通りのペースで喋り、次の発言者の時間に食い込んでも止めない。
- ドイツ人;普段の二倍のペースで喋る。
- イタリア人;普段の雑談をカットすれば時間内に収まる。
- 日本人;遅刻はありえない。
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▽ 日本人のアイデンティティ ~ 無表情な日本人
Q. 日本人を月曜日に笑わせるにはどうしたらいいか?
A. 金曜日にジョークを言う。
▽ 神秘の国ニッポン ~ 違和感を持たれる日本人の食文化
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- 鯨を食べる習慣のある日本人にアメリカ人が、 「鯨をたべることは絶対に認められない」
日本人が、 「なぜですか?」 「鯨は高い知能を持ち、豊かな感情を持つ生き物だ。かわいらしく愛嬌もあるじゃないか。そんな高等な生物を食べることなど許されることではない!」 それを聞いた日本人はこう言った。 「なるほど。では、これからアメリカ人を食べることにしよう。」
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▽ 日本人のアイデンティティ ~ ヤクザのいる国、日本
※ちょっと長いのですが、税理士ネタです・・・
日本人のスズキはニューヨークでも有数のやり手の税理士だったが、顧客の中にマフィアのボスがいた。
ある時、このボスが彼にこんな依頼をしてきた。
「日本のヤクザの男が50万ドルを持ち逃げした。なんとかこのヤクザを捕まえたのだが、金の隠し場所もわからず、言葉もわからないので通訳として来てくれないだろうか?」
彼は了承し、マフィアのアジトまで赴いた。そこではヤクザの男が椅子に縛られていた。マフィアのボスがヤクザに怒鳴った。
「金はどこだ!早く言わないか!」
スズキはすぐに通訳した。
「そんなこと、言うわけないだろう?」
ヤクザが日本語で言った。スズキはそれを英語に訳してボスに伝えた。それを聞いたボスは拳銃を手にしてヤクザの右足を撃った。
「もう一度聞く。金はどこだ!」
「絶対に教えないぜ」
スズキは言葉のまま通訳した。ボスが今度はヤクザの右足を撃った。
「これが最後のチャンスだ。これで言わないと次はお前の頭に撃ち込むからな。」
スズキがその言葉を訳して伝えると、さすがのヤクザも顔を歪めてこう叫んだ。
「わかった。すべて話すから助けてくれ。いいか、俺の家のガレージに停めてあるクルマの中だ。助手席の下に隠してある。」
それを聞いたスズキはこう通訳した。
「ボス、彼は今こう言いました。『死ぬのはまったく恐くない。お前など地獄に落ちろ、さあ、殺しやがれ』と」
▽ 新たなるニッポン像 ~ マンガの国、日本
各国の人々が五人集まると、いったいどうなるだろうか。
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- アメリカ人が五人集まると、競争が始まる。
- イギリス人が五人集まると、議論が始まる。
- ドイツ人が五人集まると、ビールで乾杯。
- 東欧の旧共産圏の人が五人集まると、ジュースを一本買って、五人で分けて飲む。
- インド人が五人集まると、映画館へ行く。
- 日本人が五人集まると、マンガの回し読みが始まる。
- プエルトリコ人が五人集まると、壁に落書きを始める。
- スペイン人は、三人が寝ていて五人集まらない。
- イラク人が五人集まると、テロの計画を練る。
- 北朝鮮が五人集まると、一人が独裁者となり独裁政権が生まれる。
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