アクティブ「思考法」 

 『日経ビジネス アソシエ 10月3日号』(日経BP社 発行)で、ハーバード大学で「優秀指導賞」を受賞した羽根拓也氏を講師に、読者が「正しい考え方」について学んだセミナーの内容が紹介されています。能動的な学習と志向の技術をマスターすれば、仕事の成果は5倍になると言います。


<セミナーの構成>

1.記憶力&学習能率アップ

(1) 学んだことを記憶に定着させるIT理論
(2) 記憶力を強化するための意図的変化
(3) 隣人を使って学習効率を上げるLite

2 自己成長力を身につける

(1) 構築と変化で自らを高める;C2理論
(2) 知の交配で自分を磨く;アウトバック

3 問題解決力を高める

(1) アイデアが溢れ出る;リフレーミング
(2) アイデアの実効力を高める;PICNIC
(3) 弱みを強みに変える;弱みリバース
(4) 常識を覆しヒットを生む;常識リバース
(5) 既知×既知で新規性を打ち出す;K2N
(6) 球体のイメージで的確に伝える;CUE

今回は、アイデアの実効力を高めるための技法’PICNIC’のエッセンスをご紹介します。

*「リフレーミング」(視点を移動する)により出た多くのアイデアをより良いものにするため「PICNIC(ピクニック)」という技法を使う。下記のP・I・C・N・I・Cの順に従って答を導き出し問題を解決していくが、それにより得られた答がベストであるとは限らない。そこで、N・I・Cを繰り返し、より実効性と実現性の高い案に近づける。『PICNICNICNIC・・・』

  • Problem … 「問題」 >> 従業員のやる気が出ない。
  • Ideal … 「理想」の姿 >> 従業員がやる気を出す状態になればいい
  • Concrete … 理想に近づくための「具体的な解決策」
             >> では、それぞれに、責任のある大きな仕事を与えてみる
  • Negative … その解決策の「欠点」 >> でも、大きな仕事をやれるだけの能力がないかも
  • Ideal … 欠点を補った「理想」の姿 >> だったら、そんな能力がつくよう育てればいい
  • Concrete … 理想に近づくための「具体的な解決策」
             >> スキルアップの研修をすればどうだろう
  •  もう一度、Negative >> でも、コストがかかるよね
  • もう一度、Ideal  >> じゃあ、コストがかからない方法で研修すればいい
  •  もう一度、Concrete >> 内部のベテラン社員と組んで、OJTをさせたら?