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トヨタは「カイゼン」で日本一の企業に成長しました。このトヨタ式「カイゼン」術を個人の仕事や人生に生かすための『気持ちがトヨタ式になる10の方法』と『行動でトヨタ式を使い倒す10の方法』を、ご紹介します。
(参考文献:トヨタ式「カイゼン」で自分を変える!(別冊宝島1293号・ ㈱宝島社))
* 「楽しい」と感じる気持ちがなにごともやり抜く熱意を後押しする
仕事にいくことは「知恵を出し」にいくこと。いつでも将来の楽しいことを思い描けば、新しい発見が次々と湧いてくる
* あたまと心の整理整頓で「見えないストレス」を追い払う
解決されずに漠然としたままの問題がどんどん大きくなって不安をつくる。精神的な「棚卸し」の「視える化」で解消!
* 4つの心構えと8つの方向性さえ忘れなければかいぜんできる
トヨタ式の一番の根本にあるのは「人間性の尊重」だ。人間を信じるからこそ多くを期待し、素晴らしい結果が生まれる。
* 誰でも1日は24時間。時間の流れの平準化はこころの「カンバン」で
極端なバタバタやヒマは平準化で調整する。気持ちに余裕が生まれれば、自然に自信が持てるようになってくる。
* 仕事はひとりではできない。自分の前後を支える人を意識しよう
人間関係とは川の流れのようなモノ。自分の川上・川下に人がいることを意識しその間のスムーズな「流れ」を心がける
* モノと心の「5S」を徹底活用すればものごとは自然に流れる
整理・整頓・清潔。・清掃・しつけの「5S」を徹底すれば、ムダがどんどん洗い出され、すべてがスムーズに流れ出す。
* 算術ではなく忍術を考え方の基本にせよ
トヨタ式では「人間の可能性は無限」だと信じる。やる気や創意工夫が日常化すれば1+1は3にも4にもなっていく。
* 目の前の目標は重要ではない。もっと先の大きな目標を設定しよう
ノルマ達成に気を奪われるより、将来に向けて設定したさらに高い目標へ毎日ほんの少しでも努力し続ける習慣を自分のモノに
* 昨日の成功は今日の成功の出発点という気持ちで1日を始めろ
成功体験の呪縛ほど将来の成功への妨げとして恐ろしいものはない。 毎日のカイゼンでその甘いワナから自由になることを学ぶ。
* トヨタ式の考え方で自己実現を目指せば楽しくがんばれる
環境が大きく変わるいまの時代こそ、どんな変化にも脅かされない本質的なトヨタ式の考え方を人生の規範に使いたいものはない。 毎日のカイゼンでその甘いワナから自由になることを学ぶ。
* 取り組むべき問題をしっかり確認するため「視える化」でスタート
さまざまなトヨタ式仕事術すべての共通キーワードが「視える化」。 カイゼンは対象を目を凝らし観察するところから開始
* トラブルやミスは徹底的に洗い出し「5回のなぜ」で徹底追求する
本当の原因を探り出して解決しなければ失敗はいつまでも続く。最低5回のなぜを繰り返す習慣で問題の真因に迫ろう
* 「視える化」の手法を使えば自分の目標を客観的に把握できる
自分カイゼンの目標をしっかり定めるための必須アイテム 「星取り表」を使って「視える化」を実施
* 目の前のことを気に病まず、長期のキャリアプランで勝負する
人生は山あり谷あり。うまくいかない時期もある。長期の視点で目標を定めキャリアプランを描けば逆転はいくらでも可能だ
* ムダの正体を確認して非効率の原因「ダ・ラ・リ」を徹底排除
仕事の波に「ムラ」があるから、対応するための「ムリ」が生まれ、やがて「ムダ」に姿を変える。その3つをカットオフ!
* いちど決断したことでも、誤りなら自ら翻す勇気を持ちたい
過去の成功体験に縛られない自由さが必要とはいえ、新たな挑戦は失敗するのが当たり前。すばやく方向転換するのも決断だ
* 仕事の内容と達成状況を具体的に「視える化」して確認
「仕事ができる」とは、自分のセールスポイントを見極め、その長所を徹底的に磨き上げた「オンリーワン」の人財になること
* 人と人とが支え合う体制がポイント迷ったら現場に戻るこ
知恵はコミュニケーションが育むモノ。役職も部署も年齢も関係ない 「タテ・ヨコ・ナナメ」の人間関係はトヨタ式の特徴だ
* いつも自分はなんのために仕事をしているのかを意識する
成績が上がった・上がらなかったという表面的な部分ではなく、仕事上で志や理念を持って活動しているかどうかが大切
* 本当に忙しい人の時間管理・情報管理の方法を真似て身につける
忙しく手際よく仕事を片づけている人の頭のなかを覗いてみれば、ポイントは優先順位の付け方だと理解できるはずだ