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「ビジネスマナー」と言えば、新入社員時代に教わる「名刺の出し方」や「電話の取り方」を思い浮かべます。私の場合、それがあまりに昔のことで忘れてしまっている上に、会社勤めではない現在では誰も注意をしてくれず、何だかうやむやです・・・多分間違いだらけでしょう。
その「ビズネスマナー」ではなく誰も教えてくれないけれど、実はとても重要なビジネスマナーがあるというのが『PHP business THE21 2013.9号(㈱PHP研究所)』の特集‘仕事は第一印象が9割!おさらい「ビジネスマナー」’です。本特集では各界で活躍するビジネスマンが仕事の中で心がけている実践的マナーを紹介していますが、これをまとめたのが次の4点です。なかなか奥深いですね。
服装はその人の印象を決める大きな要因となる。
例えば、銀行マンなら銀行マンらしい服装がある。でも、「銀行マンとしてでなく、あなたのことをより理解したい」という意思を表したければ相手の業種に合わせた服装にするというテクニックがある。
「私はあなたと違った視点を持っている」と伝えたければ、あいてと少し違ったラフな服装を。普段ラフな服装の人が重要な話をする際は堅い服装でと、変化をつける。
情報をコントロールしようとしない誠実さが、相手と向き合う基本になる。
ミーティングの趣旨を理解した上で自分が相手に興味を持っていることを感じてもらい、自分と会って良かったと思ってもらうのがマナー。そのためには、相手に対し先入観を持たないのが必要。
また、相手の話を整理して話すと、相手に興味を持っていることが伝わると共に相手の考えをよりクリアに出来る。
相手の情報を集めれば相手の価値観を知ることが出来、それが相手の歓心得たり、自分を信頼してくれることにつながる。
相手の価値観に合わせて、自分の価値観を前面に出さないことが基本だが、自分を偽ったり、自分の‘芯’は崩さないようにするのが重要。
顔を合わせる場合のマナーだけでなく、顔を合わせない場面でのマナーである「贈答」も重要。
相手の状況や興味、関心をよく知ると相手が最も喜ぶ品やタイミングがわかる。注意したいのは相手の好みに加え、家族構成。他では手に入らない自社オリジナルグッズなども相手に強い印象を残すことが出来て良い。