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消費税の軽減税率の検討についてはここでもご紹介いたしましたが、その導入の難しさは想像に難くないところです。一番難しいのは、「何の税率を高くして、何の税率を低くするか」を決めること。そしてそれに「国民の理解が得られること」でしょう。
では、軽減税率を採用している諸外国の実態はどうなのか?いくつかの国の税率の扱いについてご紹介します。「なるほど納得」もあれば「ん?なんで?」まで…お国事情は様々のようです。
1.標準税率(19.6%)
キャビア、マーガリン、普通のチョコレート、カカオ含有量50%以上のチョコレート製品
2.軽減税率(5.5%)
フォアグラ、トリュフ、バター、板チョコ、カカオ含有量50%未満のチョコレート製品
1.標準税率(20%)
フィッシュ&チップスやハンバーガーなど暖かいテイクアウト商品
2.軽減税率(0%)
デリカテッセンなどスーパーの惣菜
1.標準税率(19%)
ハンバーガー(店内飲食用)
2.軽減税率(7%)
ハンバーガー(持ち帰り用)
1.標準税率(5%)
ドーナツ(5個以下)
2.軽減税率(0%)
ドーナツ(6個以上)