1年間52週で発想法が身に付くムダとりの言葉

新年明けましておめでとうございます。

 停滞感漂う暗い年明けとなりました。ただ、嘆いてばかりでは何も改善できません。先ずは経済の回復を期待したいところですが、それには国内の企業の大部分を占める中小企業が元気になることが不可欠です。

 今回は日経TOP LEADER 2012年1月号より、現場を強くするカイゼンを提唱する’PEC産業教育センター所長 山田日登志’氏の『1年間52週で発想法が身に付く ムダとりの言葉』をご紹介します。1年間でカイゼンを加速するための発想法を身に付け、ムダのない強い会社になるために役立てて欲しいと解説されています。


1週目 *知識より意識
2週目 *やってみてから考えろ
3週目 *ヤルゾコールを続けよう
4週目 *声は大きく、動作は素早く
5週目 *やる気にならんと、成果は出ない
6週目 *毎朝起きたらその日のカイゼン目標を決めよ
7週目 *今日できることは今日中にやる
8週目 *自分の受け持つ仕事は儲かっているか?
9週目 *「自分でできる」と思ってやってみよう
10週目 *自分の仕事を客観的に見てみよう
11週目 *何でもデータで見る癖をつけよう
12週目 *何歩歩いたか、何回手を動かしたか
13週目 *「つらい」姿勢は、ムダがある証拠
14週目 *現場は宝の山
15週目 *思い込みを捨てよう
16週目 *自分の工程は遅れているか、進んでいるかを意識せよ
17週目 *1週間より1日、1日より1時間で管理する
18週目 *加工の音がしとらんときは、仕事をしとらんときや
19週目 *在庫も段取り替えの時間もゼロが理想
20週目 *基準を設けて整理する
21週目 *まずはやってみる
22週目 *必要な分だけを作る
23週目 *経験と勘で仕事をしない
24週目 *数字は皆に見えるように張り出そう
25週目 *体で覚える
26週目 *小さな成功の積み重ねが自信を生む
27週目 *期限を決めると知恵が出てくる
28週目 *現場をしっかり見る
29週目 *「一生懸命に働いている」ことに安心するな
30週目 *「前例がないから無理」と考えない
31週目 *自分で一つの製品を完成させると自信になる
32週目 *仕事全体の流れを頭に入れる
33週目 *発想に聖域を作らず、すべてをゼロから見直そう
34週目 *一つずつ着実に取り組む
35週目 *昨日より今日を、今日より明日をよくする
36週目 *頑張った人はすぐに褒めよう
37週目 *同じ目線を持つ仲間と語り合う
38週目 *競争して高め合う
39週目 *数字を長期で見ると、ムダとりのヒントが見える
40週目 *今の売り上げで儲かる方法を考える
41週目 *在庫が減らないのを取引先のせいにしてはいけない
42週目 *視点を変えれば、必ずムダが見えてくる
43週目 *作るものが変わればまた新たなムダが生まれる
44週目 *出来ないことが悔しいと思え。その気持ちがカイゼンのバネになる
45週目 *デスクワークの仕事も「見える化」でムダとり
46週目 *どんな分野でもいいから日本一になるまで研究せよ
47週目 *カイゼンでライバル会社に勝つ
48週目 *カイゼンは自分のためにやる
49週目 *自分の作ったものに責任を持とう
50週目 *いい表情の人ほど、いい仕事をしている
51週目 *付加価値は人に付く
52週目 *カイゼンに終わりはない。カイゼンをすると、また新たなムダが見えてくる