怒らない技術

 遅ればせながら『怒らない技術』(嶋津良智著・フォレスト出版 2010.7.17初版)を読みました。 発売後約1年で、既に52回版を重ねている人気の本です。

 平成20年の「犯罪白書」によると、暴行の検挙人数及びその人口比について、近年10代は減少・低下傾向にあるが、二十代以上の増加・上昇傾向が著しく、特に高齢者になるほど顕著とのことです。大人は怒りにまみれているのですね。

 で、本著は「怒ることをやめれば確実に人生を良い方向に導くことができる」とのテーマで、六つの章から構成されています。

第一章 「人生をうまくいかせるための三つのルール」
第二章 「人の感情とはどういうものなのか?」
第三章 「『心』や『感情』をコントロールすることの重要性」
第四章 「『イライラ』を感じなくなる習慣」
第五章 「自分を気持ち良くする習慣」 第六章 「それでも『イライラ』してしまうときの特効薬」

今回は第四章から、18の習慣をご紹介します。


*習慣1 迷ったら、決断しない!

無理に決断しなくても、本当に大切なら決断する時がくる。

*習慣2 自分の欠点を利用する

欠点は見方を変えてうまく利用すればイライラは減る。

*習慣3 常に最悪の事態を考えておく!

最悪を考えて最高を生きる…がモットー。ネガティブ情報も見聞きした上でそれでも「やる」と決めた時にスタート

*習慣4 何よりも準備に重きを。『出かける前チェックリスト』をつくる

きちんと準備すれば後で後悔してイライラすることがなくなる

*習慣5 自身がないので仕事も生活も分相応に

分不相応の行動はイライラの元

*習慣6 目標はできる限り低く設定する

目標を高く設定すると達成できずイライラし、コンプレックスに。達成可能の設定で「頑張ればクリアできる」という自信を

*習慣7 一人勝ちできる場所を見つける

いつも人と同じ土俵で勝負すると負けることがストレスになる。自分だけの場所は競争がないので優越感を持ち自信が持てる。

*習慣8 身の周りをきれいにしておく

やるべきことは目に見える場所に。いつまでも片付かないとイライラするので片付けるしかない。

*習慣9 理想主義や完璧主義はやめる

常に100%を目指すと未達成で不満やイライラが残る。

*習慣10 自分の問題か、相手の問題かをはっきりさせる

誰の問題なのか明確に。他人の問題にイライラする必要はない。

*習慣11 秘密を持たない

人に言えない秘密はイライラの元

*習慣12 大事なことはどんどん忘れる

同時進行の仕事や複数の人との約束など、覚えようとするとイライラ。メモにとって忘れるとイライラから解放される

*習慣13 すぐ聞くことでモヤモヤを解消する

わからないことはすぐに聞く。自分で勉強したりインターネットで調べたりするのは効率が悪い。

*習慣14 イライラする環境に身を置かない

イライラする環境に身を置くと、その後の仕事に悪影響をおよぼす。

*習慣15 イライラするものから目を背ける

部下の仕事を見るとイライラするので、そこから離れる。また、文句や指示は部下の成長を妨げる。

*習慣16 一方的に話さない

呼吸は吸って吐いてが一セット。話も、しゃべることと聞くことをセットにして

*習慣17 三合(さんあい)主義で生きる

助け合い、分かち合い、譲り合いの気持ちで、人間関係のイライラを減らせる

*習慣18 自信があることにはわがままに生きる

自分の思いを素直に表現し、大切に生きるようにしたら自分が楽になり、周りの賛同も得られるようになった。