「農業」入門

 近年、ビジネスとしての『農業』に注目が集まっているのはご承知の通りです。脱サラや主婦など個人レベルでの転身のみならず異業種の大手企業までが農業に参入を果たしているという報道を耳にすることも多くなり、またこのような動きを後押しする法律の改正もありました。

 「週刊ダイアモンド 2009年8月1日号」の特集記事”成功する「農業」入門 ~ こんなにおもしろい商売はない”では、次の通り6つのPartで農業の世界を紹介しています。


Part1 脱サラ・主婦が成功する新規就農

  • まったくの経験ゼロから農業で生計を立てていくのは容易ではない。ベテラン農家がいるなかで、新規就農者が生き残るには、創意工夫や差別化戦略が必要だ。成功者たちの秘訣を探った。

Part2 やさしい「就農」入門講座

  • 農業で独立起業、定年就農、農業生産法人への就職…農業で生活の糧を得たいが、具体的にどうすればいいのかわからないという人向けに「就農までの道程」を詳述する。

Part3 ベランダから始める農業”超入門”

  • レジャー感覚の漁業である”釣り”にあたる言葉がないなど、楽しむ対象としての認識が薄い農業。しかし最近、その認識が変化し、アマチュア農業人が増加している。農業の楽しみ方を探る。

Part4 日本農業が抱える深刻な問題

  • 農業に対する国民の関心は高まっているが、主業農業の高齢化と減少は止まらず、日本の農業は危機的状況にある。適切な政策を探る議論が不可欠なはずだが、それが起きない政治構造にある。

Part5 企業の農業参入、成功の秘訣

  • 企業の農業参入が増えている。食の安心・安全ニーズの高まりや、規制緩和が後押ししている。事業としての成否は、本業の強みをいかに生かせるかにかかっている。

Part6 農業・農村はこれで生き返る

  • 日本の農業政策は失敗の歴史を重ねてきた。いまさら政治の改革を待ってはいられない。グリーンツーリズムやNPO、農産物直売所など、農家主導の農業・農村活性化への挑戦を追った。


 今回は、「Part3 ベランダから始める農業”超入門”」から、「初心者のための10ポイントクイズ」をご紹介します。まずは作物づくりの’常識’を試してみましょう!

Q1.水は朝にやるのがよい

Q2.雨が降った直後、日が照って葉が萎れてしまったが、水はやらなくてよい

Q3.水は毎日必ずやるのがよい

Q4.肥料は後からでもやれるので、土は安いものを使えば十分だ

Q5.庭に畑を作りたいが、土が粘土質だ。土質を改良したほうがよい

Q6.肥料は元気がなくなってからやるのがよい

Q7.余分な肥料は流れてしまうので、肥料はやりすぎても構わない

Q8.トマトはマリーゴールドと一緒に植えると虫がつきにくい

Q9.牛乳は虫よけに効く

Q10.夏の虫除けネットは、青より白の方がよい












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