会社を守る必須事項 ~ 大不況に勝つ「気づきの本」を読む

 『日経ベンチャー 2009年3月号』では、’総点検・会社を守る必須事項 ~ 大不況に勝つ「気づきの本」を読む’との特集が組まれています。

*強い会社を育てた経営者が打開策を見つけた本
*資金繰り、リストラ、不祥事・・・不況対策を確認する本
*人材育成、やる気、クレーム対応…次の成長への準備をする本   …etc.

 今回は、’強い会社を育てた経営者が打開策を見つけた本’より、経営のヒントとなる書籍として紹介されている書籍をご紹介します。


 1.酒巻久(キャノン電子社長)

 打開策を見つける!苦しいときに読んできた本

(1)「佐久間艦長の遺書」(阪急コミュニケーションズ:980円)

(2)「早川種三経営語録」(PHP研究所:1260円)

(3)「芸術の売り方」(英治出版:2520円)

(4)「エコロジカル・マネジメント」(ダイヤモンド社:1631円)

(5)「レオナルド・ダ・ヴィンチ全絵画作品・素描集 日本語版」(タシェン・ジャパン:26250円)

(6)「ベン・ホーガンが「モダン・ゴルフ」で明かさなかった秘密」
  (阪急コミュニケーションズ:1680円)

(7)「戦争論」(岩波書店:上巻798円、中・下巻903円)

(8)「法隆寺を支えた木」(日本放送協会:966円)

2.奥位俊史(ハーレーダビッドソン ジャパン最高顧問
        兼 HDJファミリー総合トレーニングセンター長)

(1) 優良企業だからこそ”習慣病”で自滅する
   ~「自滅する起業 エクセレントカンパニーを蝕む7つの習慣病」(英治出版:1995円)

(2) 江戸商人の道徳こそ今日のCSRの源流
   ~「江戸に学企業倫理 日本におけるCSRの源流」(日本取締役協会:2730円)

(3) 変化に対応できない抵抗勢力は没落する
   ~「自動車産業の終焉次世代クルマ戦争に勝ち残るのはどこか」(二見書房:1995円)

(4) リーダーに定石なし広く深く考える癖を
   ~「新リーダーの研究」(ウェッジ:1890円)

(5) 経済的成功を超えた美しさが気魚に必要
   ~「経営の美学」(日本経済新聞出版社:1995円)

(6) あえてヤクザに学ぶ強靭な組織の作り方
   ~「ヤクザに学ぶ組織論」(筑摩書房:714円)

3.高田明(ジャパネットたかた社長)

(1) 状況に踊らされずに悲観的にならない
   ~「君が行く道は無限に開かれている」(財界研究所:1260円)

(2) “その場しのぎ”では会社は変わらない
   ~「チェンジ・ザ・ルール!」(ダイヤモンド社:1680円)

(3) 単純化すれば真実が見えてくる
   ~「ザ・チョイス」(ダイヤモンド社:1680円)

4.青野慶久(サイボウズ社長)

(1) 誠実な会社だけが生き残る
   ~「日本の優秀企業研究」(日本経済新聞出版社:800円)

(2) 揺るぎない経営の軸を持つ
   ~「景気よし不景気またよし」(PHP研究所:610円)

5.渡邉美樹(ワタミ社長)

(1) 最も確実に将来を予測する方法は、将来をつくり出すことだ
   ~「コトラーのマーケティング・コンセプト」(東洋経済新報社:2310円)

(2) 経営戦略の注意点を実務に当てはめて考える
   ~「競争の戦略」(ダイヤモンド社:5913円)

(3) 経営者は”人間力”がなければ務まらない
   ~「峠」(新潮文庫:上700円・中780円・下620円)

6.大竹美喜(アフラック創業者・最高顧問)

(1) 困難なときにこそポジティブに生きる
   ~「遺伝子オンで生きる」(サンマーク出版:1680円)

(2) 未知の市場の創造は競争を無意味にする
   ~「ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する」(ランダムハウス講談社:1995円)

(3) まん延する精神の退廃、現場重視で建て直せ
   ~「この国の失敗の本質」(講談社:700円)