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’戦略思考1分間トレーニング~賢く勝つためのアタマの使い方’(ソフトバンククリエイティブ㈱発行、西村克己著)では、戦略的に考えて行動するために必要な、考えるための知恵の総称を『戦略思考』と定義しています。限られた時間やお金で投資対効果を最大化するための知恵を活用することを’戦略的’と言い、孫子は「戦わずして勝つ」を、戦略の極意としています。
本書では、60の問題が7つのテーマ別に収められていますが、「戦略思考」の訓練に役立つように思います。今回は、このうちの2問をご紹介します。
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(1) このような状況では交渉決裂はやむを得ない
(2) ギブアンドテイク、今回は相手に一歩譲って妥協する
(3) 自社の分配率などの主張を一歩も譲らない
(4) プロジェクトの当初の目的を確認することを提案する
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(1) ⇒ 交渉決裂は短期すぎ。打開策の検討余地はいくらでも
(2) ⇒ ギブアンドテイクではいつ借りを返してくれるか不安
(3) ⇒ 主張を譲らなければ消耗戦で交渉決裂
(4) ⇒ もう一度Win-Winの関係の原点に立ち止まる
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(1) やる気は本人次第なのでどうしようもない
(2) 気分が乗るまで何にもしないで気長に待ってみる
(3) 「やるぞ!」と自分自身に気合いを入れるといい
(4) 週末に予定している楽しい趣味について想像する
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(1)(2) ⇒ 両方ともやる気がないと言われそう
(3) ⇒ 「やるそ!」と自分に気合を入れると、やる気を出すドーパミンが分泌される
(4) ⇒ やる気より気分転換には良さそう