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人生において必要な三大資金は「住宅資金」「教育資金」「老後資金」だと言われています。住宅ローンを負い、月々の返済に追われる方も多いと思いますが、当初の返済条件のままで必要以上の利息を支払うことになってしまうケースや、安易な借り換えで結果的に多くの負担が生じるケースが生じています。今回は、住宅ローン残高を減らすためのポイントをご紹介いたします。
① 高金利時代のローンは早期に借り換えを
② 返済期間短縮型が利息軽減効果は大
③ 無理な期間短縮には注意
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2000年、住宅金融公庫から2000万円を期間35年、金利当初2.8%・11年目以降4%、元利金等返済の条件で借りた
5年後の2005年、ローン残高は1819万円になった。そして・・・
残りの 返済期間 |
金利水準 |
毎月返済額 (当初) |
今後支払う総利息額 (カッコ内はaに比べた実質的な軽減額) |
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a そのまま返済し続けた |
30年 |
当初2.8%、6年目以降4% |
7万4800円 |
1158万円 |
b 民間金融機関に借り換えた。但し、残りの返済期間はそのまま |
同上 |
当初2.55%、11年目以降3.05% |
7万2400円 |
859万円 (229万円) |
c 民間金融機関に借り換えた。但し、毎月返済額は減らさず、残りの返済期間を短縮した。 |
28年 |
同上 |
7万5800円 |
797万円 (291万円) |
(注)保証料や登録免許税など借り換えに伴う費用は70万円と仮定。毎月返済額などの数値は概算
(元利均等返済のケース)
(100万円を繰り上げ返済したケース)
(注)当初2000万円を期間35年、金利年2.8%・11年目以降4%、元利均等返済との条件で借りたとする
(参考記事:2005年3月27日 日本経済新聞)