『経革新等支援機関』の認定

 遅ればせながら、『経営革新等支援機関』の認定を受けました。この制度が創設されてから既に1年半が経過しているため、その趣旨や具合的な支援メニューについてはご存知の方も多いことと思います。

 認定支援機関は中小企業に対し、経営の分析、経営計画の策定、その後のフォローアップを通じて中小企業の経営に寄り添う親身な支援機関として、さらに経営強化のためのさまざまな支援メニューを展開することを使命としています。

 私は税理士に登録してからの年数など、認定申請のための要件を満たしてはいたのですが、支援機関としての業務に携わることに若干の不安もあり、中小企業基盤整備機構が実施する「中小企業経営改善計画策定支援研修」を受講し、実践力判定試験を受験しました。普段の税理士業務では、どうしても会計や税務の視点で企業を見てしまいがちですが、他の角度から見るとまた違った面が見えてくることを改めて実感することが出来、その手法を学ぶ貴重な体験となりました。

 あとひとつ。研修の本旨を外れますが、今さらながらに感じたのは、PCスキルが如何に重要かということです。日頃、自分の持つスキルが低くて困るという自覚はなかったのですが、結局量的にも質的にも自分の能力を上限とした使い方しか出来ていなかったということですね。PCスキルの向上を今年の課題にしたいと思います。